大学にいくのは無駄。特に文系学部には行ってはいけない!

2020 6/11
大学にいくのは無駄。特に文系学部には行ってはいけない!

受験生のときって、受験に命かけてますよね?

勉強、勉強と言われて「勉強してとりあえずいい大学にいけばいいのね」

そう刷り込まれます。

でも社会人になってみると、いい大学なんてそれほど価値のあるものではないと気づきます。

今回は、大学なんて意味ないよ、特に文系は!という話です。

大学→会社員→看護学校→看護師というかんじの経路で私はきてるんですが、これについて母が時々、

「あんたは一体何のために大学にまで行ったのか」

とチクチクと言ってきます。

いい友達ができたからいいんだよと返すと、あんたは友達を作りに大学に行ったのかと呆れられます。

うむ、たしかに。

大学で学んだことを仕事に活かして働く。

これが本来正しい行いのハズです。

なのに大学とは関係ない仕事をしている。大学に行ってよかったと思い当たるのはいい友達ができたってことだけ。

これでは一体何のための大学かと文句を言いたく気持ちはわかる!

がしかし!これには深いわけがある。

私が大学卒業したのにその後専門で資格とって大学の専攻となんの関係もない仕事してるのは、一個人の力ではどうにもならない日本社会の構造に翻弄された結果なのです。

というか大学を目指していた高校生のころ、大学がこれほど意味のないものだとは思ってもいませんでした。

目次

高校生の時の大学のイメージ

大学ってどんなイメージですか?

私が高校生の時の大学のイメージは

  • とにかく楽しい
  • 大学に行っておけばとりあえず人生に間違いない
  • もっと広い世界にいける

こんなかんじ。

特にやりたいこと、学びたいことがあったわけではない。

でもいい大学に行くとその後の人生で有利になると思っていたから、一生懸命勉強して自分に手の届く一番難しい大学に行きました。

大学を目指す理由なんてたぶんみんな、そんなものだよね。

それでも、将来は大学で学んだことを活かせる仕事がしたいと思っていました。

大学での一大イベント、就活

楽しそうな場所に行って実際に自分が楽しいかどうかは別問題。

思ってたような素敵な大学生活ではなかったです。

大学2年生の頃。クネクネとした身のこなしからオネエではないかと疑惑をかけられていた先輩(男)が、

大学生活の全ては就活のためにある

と男前に言い切ったことから、どうやら3年生の終わり頃から就活というものをせねばならず、それは大学生にとって最も重要で、かつ大変なものらしいと知りました。

高校生の時はまったく知らなかった「就活」というキーワード。

当たり前のように就活、就活って言われてもちょっとうまく飲み込めないんだけど、でもどうやら世の中はそういうことになってるらしいです。

スーツを着て就活がいかに大変かをおネエ口調で語る先輩が、ものすごく大人に見えました。

いざ3年生になると就活についての講習や面接の練習が始まり、まわりが徐々に就活を意識するようになります。私も噂に聞いた就活とやらの波に呑み込まれていきました。

ちょっと違う見方をすると、全国の大学生が「就活生」のコスプレ演技をする一大イベントと言えなくもない就活。

企業のお眼鏡にかなう立派な就活生を演じなければなりません。

面接では「これぞ就活生!」っていう話し方、立ち居振る舞いをするプロレベルの就活生に出会います。

お辞儀の仕方、ドアのノックの仕方、流れるように口からでてくる自己紹介、はきはきとした受け答え、すべてにおいて完璧に「就活生」を演じつつ、自分の個性もしっかり出す。

完全に「就活生」を自分のものにしている・・・!

みんな同じスタート地点から始めたはずなのにすでにプロのレベルに達している人がいるのは不思議です。いまだ「就活」というものがつかめず素人レベルの私と比べると実力の差は歴然。

社会で求められる優秀な人っていうのはこういう、なんだかよくわからない状況でもいち早く状況を掴み波の最先端をいけるタイプの人なんだなぁ~なんてしみじみ。

心の中で「就活」という謎の儀式に疑問を感じつつ、なんとかかんとか内定をもらった会社に私は就職しました。

社会人になってわかった日本の仕事文化

会社ってのはすごくプロフェッショナルで、システマティックで無駄がない、厳しくて合理的で義理人情なんてないところ

そういうイメージでした。

でも全然違った

私の入った会社は古い保守的な会社で、プロフェッショナルというか素人の集まりのレベルでした。

教育体制も整ってないし、自分の仕事の範囲がよくわからないし、無駄に思える仕事ばかり。

これまでの学校や大学では、少なくともそこにいたら成長して次のステップに進める感覚があった。でも会社では成長が感じられない。

ここでずっと定年まで働くなんて想像もできなくて、どこかで道を間違えたようだと気づき、転職することにしました。

流れに流されていると袋小路に至る

が、ここで転職しようと転職サイトに登録するといきなり

転職するにはこれまでの仕事の経歴が重視されます。
あなたはどんなことができますか?
どんな実績を積んでどんな能力がありますか?

なんて聞かれます。

面喰らいました。

いきなり職務経歴がどうのこうのとか言われても、できることなんてありません。

アピールできるような能力も経験もありません。

しかも未経験な仕事への転職は難しいんだって。

会社に入ってからどんな仕事するか、自分では決められないのに未経験の仕事はできないっておかしくないですか?会社に自分の運命すべて丸投げじゃないですか!

なんとなーく大学に入って、

なんとなーく就活して、

なんとなーく就職した。

するともう、後戻りもやり直しも難しい状況に陥ってます。

ネズミ捕りの罠にかかったような気分。

ずっと流れに流されてきて、みんなと同じ道だからまあ安心だろうと思っていたら、行き先は行き止まりでした。

そんな気分。

仕事は大学で学んだ専門的な知識を活かしてするものだと思っていました。でもなぜか、世の中はそういう仕組みにはなっていませんでした。

日本には世界でも珍しい「新卒一括採用」というシステムがあり、大学での専門は関係なしに会社に入って、会社でイチから教育されます。

会社に入ってからその会社に適した人材に育成されるので大学での専門は一切問われません。あるのは文系学部という大ざっぱな枠組のみ。

ちなみに会社に入ってからは、どんな仕事をするかは会社が決めます。経済学部だから経理とか、そういうのは関係ありません。ローテーションでいろんな部署をまわりいろんな仕事をします。

もちろんローテしていくので、専門性はつきません。ですがその会社のことならなんでもわかる、会社のプロになれます。

その会社に特化した人材なので、転職はもちろん苦戦します。というか一度入ったら定年まで働くことが基本プランなので、転職はよくないこととされています。

他の会社も同じようなかんじなので、よそからきた人はよそ者扱いされます。

社会がそんな仕組みになっていると、学生の時に想像できたでしょうか。

社会人になってみて初めて「大学」の意味のなさに気づきます。

入った会社に運命を左右される会社員は不安定すぎてダメだ、と私は専門職である看護師になることにしました。

まあ看護師の世界もとんでもなくブラックでヤバかったってオチだけど。

そんなわけで、私が大学を卒業したにも関わらず専門学校に入りなおし大学の専門とまったく関係のない仕事をしているのは、そもそも大学で学んだことを仕事で活かすようになっていない不思議な日本の社会構造が原因です。

学歴は就活や転職で会社が設置した「学歴フィルター」を通過できるかで役に立ちます。

それだけです。

親にはせっかく大学行かせたのにって嫌味言われるけど、大学がこんなにも社会で無意味だとは思ってもいませんでした。

むしろ私のほうこそ騙された!!!って感あります。

もし高校生の頃に戻れるとしたら、大学には行きません。大学に行ったとしても、もっと役に立ちそうなIT系のほうに進みます。

大学行ってもたいして役に立たないから他のことにお金と時間を使ってもいいんだよってことを、若者にもっときちんと教えるべきだと思うよまじで。

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