会社員を辞めて看護学校に入り、看護師になった理由

2020 6/07
目次

私は大学卒業後に会社で数年働いてから、看護師になりました。

まわりの人から時々、なんで会社員を辞めて看護師になったの?

そしてなんで看護師なの?と聞かれます。

私が勤めていた会社は給料は低かったけども、安定した会社でした。有給も普通にとれていたし、残業代もきっちりもらえました。

会社に友人と呼べる人はおらず、人間関係はつまらなかったです。ですがまわりの人から仕事に干渉されることもなく、自分のペースで仕事ができました。

今思えば悪くはない会社だったと思います。

ではなぜ、私は会社員を辞めて看護師になったのか。

その理由をお話します。

会社員を辞めて看護師になった理由 

なぜ会社員を辞めたのか、その理由は3つあります。

  1. 成長できない環境だったから
  2. 転職のしづらさが嫌だった
  3. 会社の看板に頼らず、個人の能力で仕事がしたいから

会社員を辞めた理由から説明していきます。

成長できない環境だったから

私の勤めていた会社はホワイト企業に分類される部類の会社でした。

  • 有給がとれる
  • 残業代がきっちり出る
  • 残業していると上司が気遣ってくれる
  • 定時前に仕事をしているとまだ仕事しなくていいよと言われる
  • 体調不良の時は快く休ませてくれる
  • ボーナスは毎年4~5か月分
  • 仕事のことで指摘してくる人はいても、怒ってくる人はいない

等々、労働環境としてはとても恵まれているほうだと思います。

しかし私はこの会社を辞めたい、ここにいてはいけないと強く思っていました。

なぜか?その理由は

成長できないから

です。

あまりにもぬくぬくしすぎて、成長を感じられなかったのです。

私のしていた仕事はその会社の中だけで通用する仕事で、キャリアを積めないことも苦痛でした。

大学生で就活していた時、社会人がなんだかかっこよく見えます。

就活の説明会や面接で見かけるスーツを着た大人達。彼らは自分の知らない世界にいる人たちで、説明会でその世界を覗き見るとき、なんだか背筋が伸びるようなピリッとした緊張感がありました。

これから自分の知らない世界に入るんだ
これからは学生ではなく、社会人だ

学生から社会人になる時、これまでとは違う大きな一歩を踏み出しました。

が、しかし。会社に入ってみて拍子抜けしました。

ぬるすぎて。

思い描いていた社会人とは違いすぎました。専門性も何もなく、ただ前年通りに前任者から引き継いだ仕事をするだけ。成長している実感も何もなく、これが働くということかと愕然としました。

何のスキルも身につかず、誰にでもできるような仕事をしているだけ。2年目で飽きて辞めることを決意しました。

 転職のしづらさが嫌だった

いい大学に入って、いい会社に入り、普通の人生を歩んできたはずが、私は最初の会社選びに失敗しました。

するとどうなるか。

そこからのやり直しは社会のシステム的に想定されていません。もう路線変更は効かなくなってるんです。

未経験OKだった学生の時とは違い、転職はハードルが挙がります。スキルや経験が問われるからです。

そして未経験の業種や職種への転職は無理だとか言われます。

スキルとか経験とか何もない・・・

普通の人生を送ってきたはずなのに、たった一度の就職の失敗で袋小路になってしまいました。

1回目の転職はまだよくても、2回目の転職はない。

次で決めなければ。

でも、次の転職がうまくいくかなんてわかりません。

転職ガチャに運命を任せていてはだめだ!

というわけで、会社員の負のループから逃れる方法を探すことに決めました。

会社の看板に頼らず個人の能力で仕事がしたい

同僚に、下請け企業の人に偉そうにしている人がいました。

相手に馴れ馴れしくため口で話し、下請け企業の人はそれにニコニコしながらペコペコしてました。

そういうことはよくあることなんだと思います。むしろそれが普通なのかもしれません。下請け企業は仕事をくれる元請けの企業に頭が上がらないとか。

ですがものすごく偉そうにしてる同僚を見ると、私はみっともないなって思いました。

相手が下手に出てペコペコしてくれるのは、あなたが偉くなったわけではなくて単に所属する会社の違いです。

会社の看板を笠に着て自分まで偉くなったかのように勘違いする人。私はそういう人にはなりたくなくて、自分のままで勝負したい。

〇〇会社の自分ではなくて、私は私。

どの会社の社員かなんて関係なくて、自分のスキルで世の中を渡っていきたい。

そんなことから、会社員ではなくて手に職をつけられる専門職になろうと思うようになりました。

なんで看護師になったのか?

なぜ看護師なのか?というところは、2つ理由があります。

  • 人の役に立てる
  • 継続してキャリアを積みつつ、柔軟な働き方ができる

です。

人の役に立てる

ありきたりで説得力がないですが、一番はこれです。

会社員をしていると、誰も見ない書類づくりや前任者からの引き継ぎで、なくしていいのかわからないのでとりあえずやってる仕事、世の中の役にたたないどころか会社にとっても何の意味もない仕事ばかりでした。

何の意味も感じられない仕事をしているときの消耗感、疲労感はとてつもないです。

もっと意味を感じられる仕事がしたい。

というわけで医療系がいいなと思いました。医療は誰もが必要とします。無駄ではありません。

看護師資格はかかる年数、学費的にも取得もしやすい

他の医療職に比べて看護師のいいところは、

就職しやすい
他の職種に比べて働ける場が多い
看護師になるためのハードルが低い

です。

就職面でのメリット

せっかく3年という時間と学費をかけて資格をとっても、仕事がなければ意味がありません。

病院に薬剤師や理学療法士などいろんな医療職が働いています。ですが立派な大病院でも在籍しているのは数人~数十人程度です。

一方、ひとつの病院に在籍する看護師数は何百人

他職種に比べて看護師数の多さは圧倒的です。だから就職しやすいです。

さらに病院の他にもクリニック、老人ホーム、企業、保育園、公務員など働ける場所が多い。

看護師は資格がとりやすい

医者や薬剤師は給料はいいけれど、資格取得に6年かかり学費も学力的な難易度もかなり高いです。

対して看護師は専門学校でも取得できます。

専門学校なら通うのは3年。実習が大変と言われてはいますが、学力的には難しくなく誰でもなれるレベルです。学費も年間40~50万程度とそれほど高くもない。

介護士も就職先はたくさんあるけど、資格がいらない分給料は安くなってしまいます。

就職、資格取得の難易度、給料面から考えて、医療職の中では看護師が一番メリットが多く手ごろです。

継続してキャリアを積みつつ、柔軟な働き方ができる

日本看護協会や厚生労働省は「新人看護師が身につけるべき技術項目」なんかを作成しています。看護師は職業集団として看護協会と、国に統括されているのです。

なので看護師として身につけたスキルは日本全国の病院で通用します。

そして職場を変えても、経験を活かして働けます。

どんな専門に進みたいか、キャリアの方向性を自分で考えて選ぶこともある程度はできます。

会社だと人事が異動を決めていて、キャリアを自分で選ぶって案外できないんですよね。

看護師は働き方も柔軟

フルタイムでがっつり働くか、パートで短時間働くか。ライフスタイルに合わせて働き方を選べます。

  • 看護師の働き方のメリットいったん仕事を辞めても再就職しやすい
  • パートでも時給がいい
  • 夜勤専従という働き方もある
  • 就職が簡単なので、転職の合間に海外留学したり、好きに過ごせる
  • 日本全国どこに引っ越しても就職先がある
  • やる気があれば海外で看護師として働くことも可能

この柔軟さはかなり魅力ですよね。

まとめると会社員だとキャリアやスキルをつめないし転職しづらい。

看護師はどの病院で働いていても、キャリアやスキルをつめる。人の役にたてるし転職もしやすい。

というわけで、私は会社を辞めて看護師になりました。

では!

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