知らないと損!社会人から看護学校に入ると、雇用保険で学費と生活費がもらえます

2020 6/14
知らないと損!社会人から看護学校に入ると、雇用保険で学費と生活費がもらえます

社会人から看護師になりたいと思ったときに気になることの一つ、お金のこと。

学費だけでなく生活費、交通費など何かとお金はかかります。

看護師になりたいけど、学生になると収入がなくなるのが不安。どうやって生活しようか?

実は雇用保険で、学費や生活費を援助してくれる制度があります。

雇用保険に2年間入っていた人なら誰でももらえます。

この記事では、社会人から看護学校に入った時に使える給付金について紹介します。

目次

専門的な職業訓練を受ける人が使える失業保険の制度とは?

専門実践教育訓練給付制度教育訓練支援給付金制度というもの、ご存じでしょうか?

専門的な資格をとるために学校に通う人は、雇用保険から学費と生活費としてお金がもらえる制度です。

なんと看護師の資格も支給対象になっています!

働いていて雇用保険に入っていた人は、この制度を利用するのが絶対におすすめです。

本を開く女性

専門実践教育訓練給付とは?

学費を支援してくれる制度です。

この制度を利用する条件

初めて専門実践教育訓練を利用する人

  • 2年以上働いて雇用保険に入っている
  • 退職してから受講開始までの期間が1年以内

わりと簡単な条件です。ざっくり言うと普通に正社員で2年以上働いていたらOKなので、この条件にあてはまる人は多そうです。

途中で転職活動などをしており雇用期間に入っていなかった場合、雇用期間に入っていない期間が1年以内なら合算することができます。

イメージとしてはこんなかんじ

支給要件期間

この図で、薄い水色の働いていない期間が1年以内であれば、濃い青色の働いてる期間を合計することができます。合計して2年あればOKです。

ただし、専門実践教育訓練は雇用保険の制度なので、働いていてもアルバイトだったりして雇用保険に入っていない場合は利用できません。

またこの制度を利用できるのは退職してから1年以内が原則ですが、妊娠、出産、病気、ケガなど事情がある場合、適用期間延長の申請をすれば最大20年まで期間を延ばすことができます。

前に教育訓練給付金を利用したことのある人は、3年たたないと利用できません。(ただし、平成26年10月1日より前だったなら大丈夫)

ほかにも色々と細かな条件があるので、詳しくは厚生労働省やハローワークのホームページで確認してみてください。

給付金としてもらえる金額はいくら?

看護学校に通っている間、入学金と学費にかかった費用の50%が支給されます。

給付金は6か月おきに支給申請をすることで支給されます。

さらに卒業後1年以内に資格をとり就職すると、支給額が70%にアップします。既に支給されていた50%に加えて、20%分を後からもらえることになります。

ただ、学費が200万円ならその50%の100万円がもらえるのかというと、そういうわけにもいきません。

1年間で最大40万円と上限額が決まっています。また期間は最大3年となっています。

通学中
50%(年間最大40万円)
修了後に就職  
70%(年間最大56万円)
給付金の例

例えば入学金が20万円、学費が1年につき50万円だとすると

1年目 35万円
2年目 25万円
3年目 25万円

合計 85万円もらえます。

そして資格を取得して就職した場合、追加で34万円がもらえます。

利用するための手続きは入学1か月前まで!

手続きは看護学校が始まる1か月前までに行う必要があります。

申請書類もたくさん用意しないといけないので、余裕をもって早めにハローワークに相談に行きましょう!

教育訓練支援給付金とは?

パソコンとノート

さきほどの専門実践教育訓練は学費でしたが、こちらは生活費を支援する制度です。

社会人にとって毎月の給料がなくなるのは、かなり不安だし困りますよね。この制度ではそんな社会人を助けるために、生活費として毎月お金を支給してくれます。太っ腹な制度です。

教育訓練支援給付金の内容と条件

教育訓練の給付金でいくらもらえるの?

失業保険の基本手当金の80%が毎月もらえます。

どんな人が対象なの?

専門実践教育訓練を利用している、45歳未満の人が対象です。また学校が、夜間や通信制ではないことが条件です。

給付金をもらうためには、2か月に1回、ハローワークに行って失業認定を受ける必要があります。

専門実践のほうは6か月おきの申請ですが、こちらは2か月おきの申請です。

ちょっと面倒に思えますが、それだけで生活費をもらえるならかなりお得だと思います。

また学校を欠席した日は支給されないというちょっと変わった決まりもあります。

ちなみにこちらの制度は令和3年までの暫定的なものとされています。

とはいえ毎度そんなことを言って延長されているので心配する必要はあまりないとは思いますが、給付金の金額など細かな部分はけっこう変更がかかっています。

教育訓練支援給付金の例

30歳未満で2年働き、給料が額面20万円だった場合

基本手当日額は4,880円、月額にすると136,660円
その80%なので、在学中毎月109,328円ほどがもらえる

ことになります。

3年間の総支給額およそ393万円…

私が看護学校に入ったときにはこんな制度なかったので、休日に必死にバイトをしていました。

休日にバイトしても、せいぜい月3,4万稼げたらいいほうでした…。

ほんとうに羨ましいです

社会人から看護学校に入るにあたって一番気になる金銭面な問題は、この制度によってかなり解決されます。

基本日額をどうやって計算したかと言いますと、失業保険の計算ツールを利用しました。
年齢、自分の給料を入力すると簡単に計算してくれます。

【2019年最新】失業保険の金額を計算(自動計算ツール) – 知らないと損する雇用保険(失業保険)

額面とは、銀行に振り込まれる手取り金額ではなくて、税金を引かれる前の給料のことです。

専門実践教育訓練が利用できるのは厚生労働省に指定された学校のみ

2019年で3年制の看護学校は全国で547校あります。 このうちこの制度を利用できる講座として指定されているのは、約250校。半分ちょっとです。 気になる方は、自分の希望する学校が対象になっているか、調べてみてください。

平成27年~30年4月の指定された対象校一覧を参考に載せておきます。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11800000-Shokugyounouryokukaihatsukyoku/0000192699.pdf

この制度が気になった方は、詳しくは近くのハローワークで確認してみてください。

この記事を書いた人

目次
閉じる